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韓国の学校はオンラインで新学期!Zoomやオンライン教材で授業開始

コロナウイルスの世界的な流行…。韓国では、2月中旬、宗教団体の集団感染で大騒ぎになってから2か月がたちました。ずいぶん落ち着いてきたものの、3月の新学期はおろか、4月になっても学校をスタートすることができていません。外出自粛状態で3か月。ただひきこもっているわけにもいかず…ということで、ついに子供の学校でオンライン新学期がはじまりました。オンライン新学期について、その概要や体験談についてご紹介します。

特にお子さんの休校延長で疲れている家庭の主婦(主夫)の方や、自宅待機中の方、オンライン学習に関心のある方へ、一つの事例として知っていただければ幸いです。

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韓国学校オンライン新学期の概要

4月に入ってから、韓国教育部(日本でいう文部科学省)は、オンラインで学校教育を始めることを発表しました。

出典:韓国教育部HPより

中高3年生は4/9、中高1、2年生と小学4~6年生は4/16、そして小学1~3年生は4/20からインターネットを使ったオンライン学習を実施し、事前の適用期間も含めオンライン学習期間を登校日数としてカウントするというものです。

 

韓国の新年度は3月。1か月以上休校状態であることと、すでに新学期の開始が4度も延期、異常事態の長期化を懸念してオンライン学習に踏み切ったわけです。ちなみに大学修学能力試験(日本でいう大学入試センター試験)の日程も2週間遅らせることになりました。

 

学校のオンライン新学期の概要としては、自宅学習管理システム(「e학습터」)やEBS(教育放送)によるオンラインクラスを活用するとのこと。学年別に作成されたメディアコンテンツをみて学習し、出された課題をパソコンやノートに手書きで作成し、メールなどで教師に提出します(手書きの場合は写真を撮って送る)。

 

なぜオンライン学習へ踏みきれたか?

韓国は、以前からITを積極的に教育に取り入れてきた国。録画されたオンライン講座をネット上で学習するスタイルの学習方法は、民間の資格講座を始め、趣味教養まで昔から幅広くありました。無料の講座も結構みられ、ネットで勉強したい人には最適な環境です。

 

また、韓国内のスマホ所持率は世界一。子供からお年寄りまでスマホをいじる光景がよく見られます。学校の先生もスマホアプリを使って連絡事項を送ってきます。

 

今回のITを活用したオンライン新学期は、そんな韓国だからこそ、受験生の親たちの強い要望もあり、自然の流れだったように思えます。

 

小学校のオンライン新学期、実際どんな感じ?

うちの子供たちは小学1年と5年生。スマホはもたせていませんが、タブレットを使った日本語学習は続けてきたので、意外と抵抗なく始めることができました。

学校でタブレット端末無料レンタル

オンライン学習には、ネットにつなげるタブレットPCやパソコンが必要です。うちにはもともと1台あったため、それを2人で交代すればよいと思っていましたが、問題がありました。高学年は、1日1回各学級で出欠チェックをするため、決められた時間にオンライン会議に出席しなければなりません。低学年は、ウェブ教材でオンライン学習だけですが、リアルタイムでログインしているのかチェックされるため、結局2人とも同時進行ということに。

 

端末が2台必要ということです。しかし、この問題は、学校に問い合わせたらあっさりと解決しました。学校には貸与用のタブレット端末が準備されていたのです。お言葉に甘えて、タブレット端末を1台借りることができました。

 

小学校高学年のオンライン学習

小学校高学年の出欠確認は、Zoomを使って行います。Zoomといえば、今注目のオンライン会議ツール。ビジネスで使うことが多いこのツールは、学校教育でも大活躍です。

 

ただしZoom会議は、小学生高学年の場合、出欠確認と1日の学習内容、課題の確認などにとどまります。先生がリアルタイムで板書しながら授業を行うというスタイルではありません。しかし、ウェブ教材で学習した内容や課題を紙などに書いて、写真を撮って送るとか、学級別オンライン掲示板に載せるとか、とにかく午前中いっぱい机にむかって勉強しています。

 

高学年ということもありますが、ワードやパワーポイントの使い方を学校で習って知っていたので、この新しい学習方法にもすでに慣れた模様。細かい部分はともかく、親が細かく面倒を見なくても(というか親よりも韓国語を飲み込むスピードが速いため)、スムーズにこなしていきます。

 

低学年のオンライン学習は大変

便利なオンライン学習ですが、低学年、特に1年生になると話は別。まず、新入生は机に座って勉強する習慣づけもあやしいうえに、誘惑の多い家という超リラックス環境の中、学校にいる時のような集中力を発揮できるわけもなく…大人がついていないと進みません(個人差はあると思います)。しかも、出席状況は、親が担任の先生に報告しなければならず。ほか、別途配布済の紙の課題をさせなければなりません。

 

日本でもオンライン活用できるか?!

 

登下校する子供たちがいないまま、桜は静かに咲いていました。

始まったばかりの韓国のオンライン開学。しばらく経過をみなければなりませんが、先生方の苦労は計り知れません。いろいろと課題は多いと思います。すでにアクセス集中による接続障害は起きていますし、代理出席などの出席認定問題や、課題を本当に学生本人が行ったのかどうか?また、これはオンラインの限界と言えますが、体育はどう扱うのか?など。仕方ないことですが、やはり、早く通常の学校生活が始まればと思っている人は多いでしょう。

日本でもオンライン学習で新学期を実施する日が来るでしょうか?

愉快
休校状態が長引くと、必ず限界を感じてきます。子供のケアと家事、勉強まで同時進行だと、本当にキツイ。毎日ヘロヘロになります。ご飯のメニューもとっくにネタ切れ。外出にも神経ピリピリ。ですが、子供の教育について学校任せにできないこの環境だからこそ、普段よりもお子さんと向き合ってみてはいかがでしょうか?힘냅시다(共にがんばりましょう)!
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